観光産業企業年金基金とは

企業年金とは、企業が独自で年金制度を運営し年金を支給していく制度です。

日本の年金制度を建物に比喩すると、日本に居住する人が加入する1階部分の国民年金と、雇用者が加入する2階部分の厚生年金保険があります。

観光産業企業年金基金は、3階部分の企業年金にあたります。将来、国の年金制度から「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」が受けられ、観光産業企業年金基金から「老齢年金」を受けることができます。

観光産業企業年金基金に加入する皆さまの年金制度

将来受ける年金のイメージ

老齢厚生年金は、性別・生年月日により60歳~65歳から支給されます。また国民年金からは老齢基礎年金が65歳から支給されます。

例えば、60歳で定年を迎えるとすると、5年間無年金が続きます。

企業年金はその間のつなぎ年金として、60歳から受けていただくことができます。また、受取期間を10年、15年、20年で選択することができます。

60歳で定年を迎え、再雇用になり、収入が見込める場合は、受給開始年齢を遅らせて、65歳から受けることも可能です。

なお、年金として受けるのではなく、一時金で受けることができます。