第５回　効率よく貯蓄するには？

前回は、日常でできるちょっとした節約術についてお話ししました。

 

あなたは、貯蓄をしていますか？コツコツ毎月貯めてる方、お金が余ったときだけ貯めている方などなどいろいろな貯蓄方法で貯蓄をされていると思います。

今回は、余ったら貯蓄より先取り貯蓄についてお話しします。

 

例えば、月末に余ったお金を貯蓄する方法では、月中にお金を使いすぎてしまい、月末に残高がなく、思い通りに貯蓄ができないと思う人が多いと思います。

 

先取り貯蓄には、いくつかの方法がありますので、あなたに合った貯蓄方法を見つけてみてはいかがですか？

【先取り貯蓄型】

①自動積立定期預金

　自動的に積立を行う定期預金のことです。

　毎月決まった日に決まった金額を普通預金から定期預金に自動的に異動し、貯蓄を積み立てていきます。

　普通の「定期預金」は、最初にまとまったお金を入れ、満期日が来るまで預けっぱなしにする預金方法ですが、「自動積立定期預金」は、毎月決まった額をちょっとずつ定期預金に加えていく方法です。金利は、普通預金より高くなります。

　どこの銀行でも取扱いのあるサービスで、しくみや内容はさほど変わりありません。

　余ったお金で貯蓄をしている方は、手軽に始められる方法ではないでしょうか？

　

　オススメの利用方法は、給与振込に使用している銀行にて申込を行い、引落日を給料日またはその翌日にしておけば、特段の手続きをしなくても１００％確実に貯蓄ができ、金額が増えていきます。毎月の積立金額や満期の期間は、いろいろ選べますので、目標額はいくら？何に使用するか？など、よく計画を立ててから手続きをしましょう。

 

②投信積立

　投資信託を毎月ちょっとずつ積み立てていく投資方法方です。

　投資信託のメリットは、次のようなものがあげられます。

　・月千円など少額からスタートできる

　・貯蓄感覚で定期的に金融資産を積み立てられる

　・いろいろな投資信託に分散すれば、リスク分散や収益の安定化に繋がる

　・まとめて購入するよりも平均コストが少なくすむ

 

【生活費から貯蓄に回す先取り貯蓄型】

　生活費をあらかじめ決めて給与口座から別口座に移し、その中で生活をし、それ以外を貯蓄に回すのも先取り貯蓄のひとつです。

　別口座として口座を作るのであれば、デビットカードをオススメします。

　デビットカードは、キャッシュバック還元があるので、その中で生活費を使用した場合、その金額に見合ったキャッシュバックがあります。

　銀行によっては、自動でキャッシュバックされるものとされないものがあります。

自動でない場合、期限が過ぎてキャッシュバックされないことや年会費が無料と有料がありますのでこの点も気をつけてパンフレット等を読んで確認してから手続きしてください。

 

既に始めている方もいるとは思いますが、先取り貯蓄！是非、試してみてはいかがですか？

次回は、資産運用に挑戦しよう①をお話します。

 

詳しいお話は、当基金のライフプランセミナーで説明しています。